婦人科のご案内
同じ疾患でも患者さまの症状や感じ方は違いますので、まずはお一人おひとりのお話をよくうかがい、患者さまそれぞれにあった診療のご提供に努めさせていただきます。
外来の流れ
- 当院では、外来の待ち時間の短縮や診療をスムーズに進めるために、診療は「予約制」としています。
診療予約 - 初診の方は必ず健康保険証を受付へご提出ください。
- 健康保険証をお持ちでない場合は自費診療を申し受けます。
- 月が変わりましたら、必ず健康保険証を受付へご提出ください。また、健康保険証が変わられた場合はすみやかに新しい健康保険証をご提出ください。
- 診療は予約の方が優先となります。予約時間の10分前には受付をお済ませください。
予約時間を過ぎてからのご来院の場合は、予約外の受付となります。 - 仕事上のけがや病気(労災保険)、健康診断などは健康保険では取り扱うことができません。
- 予約をされていない方は、外来受付時間内にご来院ください。
- 月~金曜日
- 午前 8:30~11:30 午後 3:00~6:00
- 土曜日
- 午前 8:30~11:30
- 予約の変更は、お電話〈TEL 046-823-2030〉か予約システムからお願いします。
- 診療の状況により、診察の順番が変わる場合がありますがご理解願います。
お薬の処方のみの方は順番が早くなる場合があります。
診療内容
-
婦人科一般外来
月経異常や不正出血、おりもの、外陰部のかゆみなど、気になる症状やからだの不調を感じたらお気軽に受診してください。
月経の悩み
月経痛・過多月経・月経不順・月経前症候群(月経前のイライラ・落ち込みなど)、鎮痛剤やホルモン剤(LEP製剤)、漢方薬、ミレーナの子宮内挿入などを使い分け、患者さまと相談して最も良い治療方法を選択します。
-
子宮がん検診
子宮頸がんは、早期に自覚症状がないことが多いため、一年に一回程度、定期的に検診を受けることをおすすめします。結果はご自宅に郵送することも可能です。
子宮内膜がん検診にもお応えしています。 -
婦人科腫瘍検診
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍などを超音波などで診ます。
手術が必要な場合は、開腹・腹腔鏡下など最適な病院をご紹介します。
月・水・金曜日には、婦人科腫瘍専門医・指導医、婦人科内視鏡技術認定医、ロボット外科学会専門医などが診療にあたっています。お気軽にご相談ください。
-
更年期障害
卵巣の機能が低下し停止するまでの移行期(45歳頃から55歳頃まで)に、個人差はありますが少なからず更年期の症状があらわれてきます。ご自身のからだの変化をがまんなさらず、より快適な生活を送るために受診してください。この時期を無理なく乗り切れるようお手伝いさせていただきます。
漢方処方、ホルモン補充療法(内服・貼付)、カウンセリングなどを実施します。
*横浜市立大学の医師による専門外来(第2・第4月曜日)も設けていますのでご利用ください。
外来担当医スケジュール -
思春期の悩み相談
思春期(おおよそ8~18歳)は、成長に伴いからだが急速に変化する時期です。発達によるさまざまな不安や悩みをご相談ください。ご家族もご一緒にご来院ください。
月経不順、月経痛、月経が来ない、月経前のイライラ・落ち込みなどご家族もいらしてください。
*横浜市立大学の医師による専門外来(第2・第4月曜日)も設けていますのでご利用ください。
外来担当医スケジュール -
避妊相談
望まない妊娠を防ぐために患者さまに合った避妊方法をご提案します。
低用量ピル、ミレーナの子宮内挿入、緊急避妊(ノルレボ)など、状況に応じて最適な方法を選択します。
-
性行為感染症
性行為感染症は、セックスによって細菌やウイルスに感染する病気です。最も多いのはクラミジア感染症ですが、ヘルペス・尖圭コンジローマ・淋菌感染症、近年は梅毒が流行しています。症状がなくてもパートナーが感染している場合もあります。知らぬ間にそれが原因で不妊症なったり、赤ちゃんに病気をうつしたり場合もあります。ご心配であればためらわずにご相談ください。
-
男女産み分け相談
お子さまの男女産み分けのご相談にも応じています。腟内の環境をコントロールして男児、女児が妊娠しやすい確率を上げます。ピンクゼリーやグリーンゼリーを使用します。
-
予防接種
- MR(麻疹・風疹混合)ワクチン
- 子宮頚がんワクチン(4価:ガーダシル・9価:シルガード9)
※横須賀市民の定期接種、キャッチアップ接種を実施しています。 - 風しん抗体検査・予防接種の助成(横須賀市)
詳しく:横須賀市サイト
-
不妊症(妊娠希望)相談・治療
患者さまと相談して最も良い方法を選択します。卵巣機能の変化による卵子の老化が問題となっています。年齢を問わず早めにご相談ください。
タイミング指導、排卵誘発、ホルモン療法、漢方療法、人工授精(精液を培養液で洗浄濃縮して実施)などを無理のない方法で治療をすすめます。
生殖補助医療(体外受精・顕微授精など)をせずに妊娠される方もかなりいらっしゃいますが、必要な場合は専門医へご紹介します。
妊娠をご希望の方へ(PDF) -
人工妊娠中絶術
人工妊娠中絶術を妊娠11週まで受け付けています(日帰りです)。
お一人おひとりの状況で中絶方法は変わりますが、多くはWHO(世界保健機構)から強く推奨されている、最も安全で清潔な手動真空吸引法(MVA法)で実施します。
詳しくはご来院時におたずねください。
手術時間の目安は、朝ご来院いただき午前中に実施、通常は午後1:00までに退院できます。
静脈麻酔により痛みは感じません。
人工妊娠中絶術について(PDF)